転職を考えだした時に「履歴書と職務経歴書を用意しなければ」と、少し身構えてしまいませんか?
特に初めての転職では、これらの書類作成に不安を感じる方も多いはずです。
このコラムではそれぞれの違いや押さえるべきポイントなど応募書類の基本をご紹介します。
履歴書が「あなたの概要」を示すのに対し、職務経歴書は「あなたの仕事の詳細」を伝えるものです。
あなたの基本情報をまとめた書類で、名前、住所、学歴、職歴などの情報が主な内容になります。
学生時代のアルバイトや新卒時に作成したことがある方も多くいらっしゃると思います。
あなたのこれまでの仕事の内容や実績を詳しく説明する書類です。
目標達成や、業務改善経験などアピールポイントがあれば必ず記載しましょう。
履歴書はあなたの「人となり」を、職務経歴書は「仕事の能力」を判断する材料となります。
・基本情報の正確さ
・学歴や職歴の一貫性
・志望動機の明確さ
・全体的な印象(丁寧さ、誠実さ)
・これまでの職務内容と応募職種との関連性
・具体的な実績や成果
・仕事に対する姿勢や考え方
・キャリアの一貫性や成長の軌跡
履歴書、応募書類ともに誤字脱字には最新の注意を払いましょう。
小さなミスが信頼を損ねることもあります。
・写真は明るく、好印象を与える写真を使いましょう
・志望動機は具体的になぜその会社で働きたいのか、自分の強みをどう活かせるのかを簡潔に書きます
・取得した資格は、たとえ仕事に直接関係なくても記入しましょう。学習意欲のアピールになります。
・最新の職歴から順に時系列で整理していきます。読み手が理解しやすい構成を心がけましょう。
・「売上を増加させた」ではなく「売上を前年比120%に増加させた」というように、具体的な数字で実績を示します。
・結果だけでなく、どのように取り組んだかも書くことであなたの仕事の進め方が伝わります。
・応募先の求人情報に出てくるキーワードを適切に使用することで、求められている人材像に合致していることをアピールできます。
・最後に、あなたの強みや、どのように貢献できるか自己PRを簡潔にまとめましょう。
・履歴書と職務経歴書の内容に矛盾がないように、一貫性を意識しましょう。
・事実と異なる内容を書くことは、発覚した際に大きな信頼損失につながります。
・転職エージェントや信頼できる人に添削を依頼しましょう。客観的な意見が役立ちます。
履歴書と職務経歴書は、あなたの「自己PR」の場です。
「面倒くさい書類作り」と考えるのではなく、「自分をアピールするチャンス」と捉えてみてください。
これらの書類作成は、自分自身を見つめ直す良い機会にもなります。
これまでの経験や実績を整理することで、自分の強みや成長の軌跡が見えてくるかもしれません。
また、将来のキャリアについて考えるきっかけにもなるでしょう。
Ready就活では、面談時にお話しいただいた内容を基に第三者目線であなたの強みを言語化し、よりよい応募書類の作成サポートをしています。
一緒に作成することも可能なので、不安を感じていればぜひ一度ご相談ください!