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1年目で「会社辞めたい」は甘え?転職するべきか見極める判断基準!

こんにちは!Ready就活です🌷

「また月曜日がくる……」「朝起きるのが辛い……」と気持ちが落ち込むことはありませんか?

Ready就活では毎月100名の転職希望者とお話をしていますが、多くの方が「これって甘えなのかな?」「みんな我慢してるのに私だけ……」って自分を責めてしまうんですよね💦
でも、毎日一生懸命働いているからこそ感じる悩みで、決して一人で抱える必要はないので安心してください!

今日は、そんなあなたの気持ちに寄り添いながら、本当に転職すべきかどうかを見極める方法をお話しします。

目次

20代の「辞めたい」は当たり前

厚生労働省の最新データ(2024年10月発表)*1によると、2020年3月に大学を卒業して就職した人の32.3%が3年以内に離職しています。
つまり、3人に1人は第二新卒と呼ばれる早期段階で転職を経験しているということなんです!

実際にReady就活で支援した20代の方々から聞いた「会社を辞めたい理由」を振り返ってみると本当に様々でした。

「もう限界…」 そんな声を聞くことが一番多いのが、人間関係の悩みです。
上司の機嫌によって理不尽に怒られる、質問しづらい職場の雰囲気、愚痴ばかりの同僚との微妙な関係…毎日顔を合わせる人たちとうまくいかないって本当に辛いですよね。

そして、仕事を頑張りたい!と強く思っている方に多いのが過酷な労働環境
月60時間を超える残業、休みの日でも関係なく連絡がくる、有給が取れない雰囲気…
「みんなやってるから」「これが社会人の常識」って思い込んでしまっている方も多いんですが、決してそんなことはありません🙅‍♀️

意外と見落とされがちなのが、将来への漠然とした不安
「このままここにいて大丈夫なのかな?」「成長している実感がない」「スキルが身についている気がしない」……こんな不安を抱える20代の方は実はすごく多いんです!
ゆるブラックなんて言葉もありますよね。

これらはごく一部の悩みですが、どの悩みも決して「甘え」ではありません。
むしろ、自分のキャリアや人生について真剣に考えているからこその悩みだと思うんです✨

 

これって甘え?それとも転職すべき?

ただ、転職を検討する前に一度立ち止まって考えていただきたいことがあります。
それは、あなたの辞めたい気持ちがどこから来ているのか、ということです。

転職GO!のケース

心身に影響が出ている場合は甘えではなく、あなたの健康を守るために必要な判断です。我慢なんてしなくていいんです。

なかなか眠れなかったり食欲がない、気づいたら体重が減っていたなどの身体的な症状が続いている……うつのような症状が現れている……こうした状況では、まず自分の健康を最優先に考えてください。
あなたの体は一つしかありません🌸

また、明らかなパワハラやセクハラを受けている場合、人格を否定するような発言を日常的にされている場合も同じです。
あなたの尊厳を守ることが何より大切。誰にもあなたを傷つける権利はありません。

労働環境が法的に問題がある場合も迷う必要はありませんよ。月80時間を超えるサービス残業、意味もなく有給取得を拒否される、明らかに違法な労働条件……これらは明確に労働基準法違反です。

ちょっと待って!のケース

一方で、以下のような理由の場合は転職以外の解決策も探ってみる価値があります。
でも、これは「我慢しましょう」という意味ではありませんよ!

人間関係の悩みについては、部署異動や直属の上司が変わることで状況が改善される可能性もあります。信頼できる先輩や人事部に相談してみるのも一つの方法ですね。
以前キャリア面談でお話したAさんは「苦手な先輩がいて毎日憂鬱だった」そうですが、その先輩が転勤になって職場の雰囲気がガラッと変わったそうです😊

仕事のやりがい不足については、もう少しだけ待ってみてください。
入社1〜2年目はどうしても基礎的な業務が中心になってしまいます。

私が支援したBさんも「毎日テレアポばかりでやりがいを感じられない」と悩んでいましたが、3年目に大きなプロジェクトを任されるようになって「今思えば、あの基礎業務があったからこそ今の自分がある」っておっしゃってました🌟

給与への不満については、同業他社と比較して本当に低いのでしょうか?昇進や昇格の可能性はないのでしょうか?
一度客観的に調べてみることをおすすめします。

それでも評価制度がなあなあだったり解決策が見つからない場合や、稼ぎたい気持ちが強ければ一歩踏み出してみてもいいかもしれません☝️

 

本当の気持ちを確かめる3つの質問

どうしても今の環境から離れたいと思うと、つい見切り発車になってしまいがちですよね。
そんな時こそ、一度立ち止まって自分の気持ちを整理してみませんか?

「3年後の自分を想像したとき、今の会社にいて幸せだと思えますか?」

「今の悩みは、会社を変えることで本当に解決しますか?」

「転職によって失うもの(安定、人間関係、スキルアップの機会など)と得るもの、どちらが大きいと思いますか?」

正解なんてありません。
ただ、この質問に正直に答えることできっと自分の気持ちが整理できるはずです💫

 

20代転職タイミング別攻略法

「やっぱり転職したい!」と思ったとき、次に考えるのがタイミングですよね。
実は20代の転職成功を左右する大きなポイントなんです!

1年未満転職の現実

正直にいうと、入社1年未満の転職は簡単ではありません。
これは仕方のないことですが企業側から「またすぐ辞めるのでは?」と懸念される可能性が高いからです………

ただし!明らかに入社前の説明と実態が違う場合、違法な労働環境である場合、ハラスメントを受けている場合は例外です。
このような状況では、我慢なんてする必要ありません🔥

第二新卒のチャンス

実この時期の転職は思っているよりもチャンスがあるんです!
「第二新卒」という言葉があるように、企業側も一定の需要を感じているからなんですよ。

基本的なビジネスマナーは身についているものの、まだ前の会社の色に染まりすぎていない。そんな人材を求める企業は実は多いんです。
ただし、転職理由が明確でない場合や、同じような理由で再び転職を繰り返すリスクがある場合は慎重に検討する必要がありますね🤔

3年目以降の戦略

ある程度の経験とスキルを積んでいるため、転職市場では最も評価されやすい時期です!
ただし、なぜ転職したいのか、次の会社で何を実現したいのかを明確にしておくことが大切です。

 

転職成功のために

あなたが「転職しようかな……」と考えだしたとき、焦って行動する前に少し準備をしてみてください。きっと成功確率が上がりますよ😊

転職理由を前向きに整理

面接では必ず「なぜ転職したいのですか?」と聞かれます。
このとき、前の会社への不満ばかりを話してしまうと印象が良くないんですよね💦

例えば、「上司と合わない」という理由も、「多様な価値観の人と協働する環境で視野を広げたい」という表現に変えることができます。
「やりがいを感じられない」は「より挑戦的な環境で成長したい」、「給料が安い」は「成果に応じて正当に評価される環境で働きたい」といったように言い換えましょう💡

同じ理由でも伝え方によって印象は本当に大きく変わりますよ!
こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
【例文あり】20代女性向け!前向きな転職理由の伝え方|面接官に好印象を与えるコツとは?

転職先に求める条件の整理

「今の会社を辞めたい」だけでは、また同じような不満を抱える可能性が高いです。
次の会社では何を重視したいのか、優先順位をつけて整理しておきましょう。意外と大切なポイントです!

転職活動の現実も知る

転職活動は想像以上に大変です。
マイナビエージェントのデータ*2によると、書類選考の通過率は約30%。
つまり、10社応募しても3社程度しか面接に進めない計算になります。

準備を始めるとはいえ一人ではなかなか難しいもの。
転職について悩んでいるときは一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することをおすすめします!

家族や友人、先輩、そして私たちのような転職のプロ……様々な視点からアドバイスをもらうことで、よりよい判断ができるはずです。
特に転職活動を進める際は客観的な視点でサポートしてくれる人がいると本当に心強いですよ。

 

さいごに

「会社を辞めたい」と思うことは甘えではありません。
それは、あなたが自分のキャリアや人生について真剣に考えている証拠です。

ただし、その気持ちに流されて衝動的に行動するのではなく、本当に転職が最善の選択なのか、他に解決方法はないのか、一度立ち止まって考えてみてください。
そしてもし転職することを決断したなら、それはあなたの人生をより良くするための前向きな選択です!
しっかりと準備をして、自信を持って次のステップに進んでいきましょう!

あなたの20代がより充実したものになることを、心から願っています✨

ささいなことでも転職について相談したい方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
話しやすさに定評のあるキャリアアドバイザーと一緒にあなたの最適なキャリアを考えましょう😊

 

参照
*1 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)」
*2 マイナビ転職「転職活動、何社応募した?平均応募社数や選考通過率データ」

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