お役立ち情報Column

代表の田中です。
ゴールデンウイークも明けお仕事が始まった方が多いと思いますが、毎日眠い、なかなかモチベーションが上がらない、という方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
日々、多くの20代の求職者の方々とお話しする中でも、こんな言葉をよく耳にします。
社会人としての一歩を踏み出すとき、あるいはキャリアを変えようとするとき、「モチベーションの正体」が見えなくなってしまうことがあります。
今回は、ビジネスの場でもよく話題に出る“モチベーション”の正体について、皆さんのキャリア形成に役立つ視点を共有できたらと思います。
「やる気が出ない」──これは性格や気分のせいではありません。
心理学的にいうと、モチベーションとは「行動に意味や期待が接続されたときに生まれる感覚」です。
つまり、
このどちらか、あるいは両方が揃うと、人は動けなくなるのです。
逆に言えば、「なぜやるのか」という意味を再発見できれば、やる気は“あとからついてくる”ということ。
実際、私たちのような転職エージェントに登録してくださる方の中にも、「仕事に前向きになれない」とおっしゃる方がいます。 ですが丁寧にお話を伺っていくと、やりたいことが“ない”のではなく、“意味がつながっていないだけ”ということが非常に多いのです。
彼らのような第一線で活躍する人たちが共通して持っている力があります。
それは、「やる気がなくても動ける仕組みを自分の中に持っている」ということ。
彼らは、「やる気があるから行動する」のではなく、「動くからやる気が生まれる」ことを、体感として知っているのです。
そしてもうひとつ共通しているのは、「モチベーションが切れたときにどう戻るか」を知っていること。
大切なのは“つながり続ける力”ではなく、“つなぎ直せる力”です。
モチベーションは魔法ではありません。
この順番で生まれる力こそ、キャリアを長く続けていくうえで一番の武器になります。
私はこの力を「再接続力」と呼んでいます。 大事なのは、やる気を「保ち続ける」ことではなく、「戻ってこられる設計を持っておくこと」です。
たとえば、弊社の面談では「なぜ今の会社を選んだのか?」「働く中で嬉しかった瞬間は?」といった過去のエピソードを深掘りします。 これは、キャリアの“意味の再接続”を図るための問いかけでもあります。
「完璧な志望動機」や「一生続けられる仕事」をいきなり見つけようとしなくて大丈夫です。
まずは、小さく始めてみることが、何よりの一歩です。
最後に、弊社の社員にも紹介した「モチベーションタイプ5分類」を皆さんにもご紹介します。
あなたはどれに近いと感じますか?
自分のタイプを知ることで、やる気が切れたときの戻り方も分かりやすくなります。
「何をしたいのか分からない」と感じるとき、それは“気持ちがない”のではなく、“まだ言葉になっていない気持ち”があるだけのこと。
誰かと話すことで、ふとした瞬間に「そういえば、昔こういうことが嬉しかったな」「あのときの自分、ちょっと好きだったかも」といった気づきが生まれることがあります。 それこそが、あなたの行動と意味が再びつながるきっかけです。
仕事に正解はありません。 けれど、自分なりの納得に出会うことはできます。
あなたが今、立ち止まっているその場所にも、動くきっかけはきっとあるはずです。
この順番を信じて、今日できる小さな一歩から始めてみませんか?
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https://timerex.net/s/shori.tanaka/22c8b4e4
自分で考えるだけではモチベーションがわからない、第三者から見た自分の性質を知りたい、などご興味ございましたら、ぜひ一度オンラインにてカジュアルにお話出来ればと思います。
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