代表の田中です。
今回はブログ形式で、よく転職相談でいただく「体調不良で会社を辞めることになった」というご相談について考えていきたいと思います。
この対処法は非常にセンシティブなのであくまで人による、という受け止め方をしていただければと思います。
特に入社や異動して3ヶ月程度で、どうしても会社に行きたくなくなることや、体のどこかしらに不調が出ることがあります。
私自身、仕事に関わらず人生で2回ほど経験があります。
1回目は学生時代の頃です。
私は受験に失敗し、第一志望の公立高校に落ちてしまい、私立高校に進学しています。
いわゆる滑り止めの進学校だったこともあり、全体的に勉強に対する圧力が高いことから秋口ごろには特に病気も見つからないのに著しい倦怠感を覚えて動けなくなりました。
2回目は社会人1年目の頃。
上長の異動によって大きな会社の営業担当をいきなり任されたこともあり、業務量にてんやわんやしていました。その頃に朝いきなり耳から強烈な雑音がして、ほとんど音が聞こえなくなりました。即座に耳鼻科にいき、ことなきを得ましたが、平衡感覚にも影響が出るほどでこれまた動けなくなりました。
こういったストレスによって体に起こるメッセージについて考えてみます。
私が思うに、以下の二つが場の中で発生している際に身体症状として出やすいと感じます。
そこに加えて、職場の人間関係や、クレーム対応など顧客との関係などの負の感情に巻き込まれて重症度が決定されていきます。
重要なのは自分の体調に影響が出ることに対するパターンを知っておくことです。
例えば私であれば以下のような体調を崩す環境要因を自分なりに分析しています。
「新しい環境になって3ヶ月目」 「クライアントからのプレッシャーを6ヶ月受け続ける」
こういった、自分なりに「このまま続けるとヤバい」というサインを組み立てられるようになると働きやすくなります。
まず大前提として、優先順位は自分の命です。
メンタルや体調が著しく悪いと感じたら会社を休んででも病院に行きましょう。
一方で診断次第ですが、「会社をすぐ辞める」というのも考えものです。
昨今、いろんなインフルエンサーやメディア記事から「嫌な会社からは逃げていい」というメッセージが横行するようになりました。
ブラック企業・部署であればその通りなのですが、キャリアアップ以外の理由で辞めるというのは基本的に切り札として取っておくほうが望ましいです。
転職エージェントに携わる者として断言しますが、若いうちの不要な転職回数は明確に選択肢を小さくしていきます。
30代になるにつれて、「何がしたいのかわからない」「キャリアイメージがなさそう」などの芯のないビジネスパーソンとしてみなされてしまいます。
現実、社会というのは誰かが自分を救ってくれるわけでもなく、自分自身の力を磨いておく必要があります。
「どうやって逃げるか?」はもちろんですが、同時に「どうやってこのまま働けるか?」の視点も持っておくほうが健康的です。
こういった状態に陥った時に一番やるべきことは、自分の選択肢の洗い出しです。
極限状態だと、どうしても一番に「辞める」といった逃避行動をとりがちですが、同時に中長期的な自分の人生上のメリットについてもよく吟味したいところです。
まずは原因について書き出しみると良いです。
その上で以下のような選択肢を取れないか検討してみましょう。
この時、大事なことは、「自分の意見を言い出せないから会社を辞める」という癖を辞めることです。
誰にも自己主張をしない結果、自分を苦しめてしまっていませんか。
私自身、20代の頃は人とぶつかるのが苦手で、自分に意見を閉じ込めてしまう場面もありました。
しかし、適切にコミュニケーションすることによって解決の糸口が無限に広がることを体感して以来、体調に悩まされることが極端に減りました。
全ての選択肢を切り捨てた上で最後に残るのが辞めるという答えであってほしいと思います。
会社を続けることのメリットは多数あります。
とても難しい選択です。 自分の未来を助けられるのは自分しかいませんし、自分の今を助けられるのも自分だけです。
だからこそ、この岐路を正しい方向に導くのが転職エージェントでありたいと思いますし、私たちReady就活はそういうプロ集団であり続けていきます。
病院ではできない相談、積極的にお受付しております。
転職を考えていない場合でももちろん構いません。ご相談ください。
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